2022.03.30
~Kota’s Column~『もう花粉症はイヤ!』なあなたが取り組むべきは「〇〇〇〇の改善」です
こんにちは。桜も満開、春らしい暖かい日が多くなってきましたが、花粉症の方にとってはまだまだ辛い時期かもしれません。
花粉症の対策としては一般的に
・病院や薬局で薬をもらう
・眼鏡とマスクで花粉が入ってくるのを防ぐ
・洗濯物を部屋干しする
・花粉を落として家の中に入る
といった「症状を止める」か「花粉を入れないようにする」対策がほとんどでしょう。
でも実は花粉症は「花粉」のせいではないので、上記の対策を行っても、根本的に治ることはなく、毎年同じ対策、場合によっては年々対策を強化している方もいらっしゃるかもしれません
花粉症というのは、花粉に対して私たちの免疫システムが過剰反応していることが原因です。なので根本的な対策は「身体の免疫システムの不具合を正すこと」となります。
免疫細胞の6割は腸内に存在していますので、腸内環境が免疫の状態を大きく左右します。その腸内環境は普段口にしている食べ物に影響されます。
【腸内環境を乱す食べ物(腸に穴を開けたり細菌のバランスを乱す)】
・小麦製品(パン、うどん、パスタ、唐揚げなど)
小麦のグルテンは腸に穴を開けます(リーキーガット)。また巷の小麦製品のほとんどが輸入小麦ですが、日本は世界で最も基準が緩いので残留農薬(ポストハーベスト)も心配です。
対処方法▶︎可能な限り控える。小麦粉の代わりに米粉や片栗粉で代替する
・乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
未消化のタンパク質が腸に穴を開けるリーキーガットを引き起こす。日本人は歴史的に、乳製品を摂ってきていない為、多くの人が合わない。日本では牛の生育状況(遺伝子組換え飼料を食べ、ホルモン剤が注射)も非常に悪いため、牛の血液である牛乳の質は悪い。
対処方法▶︎可能な限り控える。毎日食べることはせず、嗜好品として楽しむ。
・白砂糖(砂糖を使ったお菓子なども)
砂糖はカンジダ(真菌)の餌となるため、日頃から砂糖ばかり食べているとカンジダが成長し、リーキーガットや腸内環境悪化の原因となる。
対処方法▶︎可能な限り控える。毎日食べることはせず、嗜好品として楽しむ。
・化学物質(加工品、食品添加物、医薬品、残留農薬)
加工品や加工肉(ハムやウインナーなど)に含まれる防腐剤や殺菌剤、また医薬品(特に抗生物質)は腸内細菌を殺します。日本は世界トップレベルの農薬使用国(中国についで2位)のため、野菜の残留農薬が腸内細菌叢を破壊します。
※残留農薬が多い野菜や果物苺(50回以上農薬を使用するので断トツに多いです)、ほうれん草、りんご、桃、梨、さくらんぼ、ぶどう、セロリ、トマト、ケール、ピーマンなど
対処方法▶︎加工品や防腐剤、医薬品は可能な限り控える。オーガニック野菜以外は、重曹を入れた水や50℃のお湯で洗う。
※毎日の野菜は「洗う」時代がやってきた
▶︎花粉症にならない体質改善のためにはまず、腸内環境を乱す食べ物や薬を可能な限り減らしていくことです。
まずは「引く」こと。
その上で、腸内細菌を元気にして、腸内環境を整えていくものを摂取していきましょう。
・和の発酵食品(味噌、ぬか漬け、醤油、みりんなど)
・食物繊維の多い野菜(こんにゃく、きのこ類、海藻類など)
を毎日の食事で摂取することに加えて
・乳酸菌、酪酸菌、ビフィズス菌
・食物繊維(イヌリン、サイリウムなど)
などをサプリメントで摂取していくと良いでしょう。
花粉症を防ぐ、症状を和らげる方法については下記のブログや動画も参考になります。
「花粉症〜原因と改善法〜」
今年、花粉症になってしまった方は来年までに「腸内環境の改善」に取り組んでいきましょう。
まだ花粉症になっていない方も、腸内環境を整えることは免疫システムを整えることに繋がるのでありとあらゆる病気の予防につながり、健やかに過ごしていく秘訣です。
「医食同源」
食事に注意することが病気を予防する最善の策である
を心がけていきたいですね♪
2022/3/30 竹村幸太
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