「食欲の秋」 とは良く言ったもので、秋はお腹がすきますね～

ではなぜ秋になるとお腹が空くのでしょうか？

・秋は旬の食材が多く味覚・食欲がそそられる

・夏バテした身体が調子を戻すための栄養補給

・他の哺乳類が冬眠するのと同じく冬に備えて栄養素を貯め込む、という本能的性質

など諸説ありますが、以下の２点が大きな要因と言われています。

①気温の低下による基礎代謝の向上

②日照時間の減少によるセロトニン分泌減少 です。

①夏から秋へと気温が下がることにより、身体は一定の体温を保とうとするため代謝が上がります。つまり余計にエネルギーを使う分、お腹がすく、という理由です。

②精神の安定化を保つ作用があり、食欲の調整にも深く関わっている「セロトニン」。

セロトニンは太陽に当たる時間、日照時間に大きく影響されるため、秋になり、日照時間が短くなると分泌が減ります。そこで身体はセロトニンの分泌を増やそうと、その原料となる栄養素「トリプトファン」を食物から摂取しようとする、という理由です。トリプトファンは体内では生成できないため、肉・魚・麺類などから摂取する必要があります。

ちなみに　「セロトニン」は

・脳の覚醒レベルを最適な状態にする 
・こころのバランスを整える
・自律神経のバランス　交感神経と副交感神経のバランスを整える。
・痛みの調節をしてくれる

役割があり、分泌が減ると、「不眠」や「うつ」などにつながると言われています。

セロトニン分泌を活性化する方法は前述の

・太陽の光を浴びる　ことともう一つは

・リズム運動　をすることだと言われています。

リズム運動は、ウォーキング、ジョギングやスクワットなどの運動の他、一定のリズムで呼吸を繰り返すヨガの「呼吸法」などもセロトニン神経を活性化させる、と言われています。

秋は「食欲の秋」でもあり「スポーツの秋」でもありますね。

ヨガの呼吸法や運動などで「セロトニン」をしっかり出して、毎日健やかに過ごしていきましょう。

ではでは。

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