こんにちは。気温差が大きい日が続いていますが、体調崩されていませんか？

さて今回のヨガ豆知識は・・・・　「ヨガの種類」についてです。

最近では、ホットヨガ、骨盤矯正ヨガや顔ヨガなど、ヨガと名の付くものがたくさんありますが、以前の豆知識でご紹介したとおり、ヨガはインド・インダス文明にその起源を見出すことが出来ます。

現在、一般的に「ヨガ」と呼ばれているものを、理解しやすくするために、大まかに分類すると

①身体を動かすヨガ（レッスンではポーズや呼吸を重視）

②身体を動かさないヨガ（日々の行動や考え方にスポットライトを当てる。スピリチュアル）

の2種類に大別することができるかと思います。（厳密な分類ではありませんが）

「身体を動かすヨガ」に分類できるものとして、多種多様な種類・流派のヨガが存在します

・アイアンガー

・アシュタンガ

・シヴァナンダ

・クンダリーニ

・ホットヨガ

・リストラティブ

etc…

「身体を動かさないヨガ」としては

・カルマ

・バクティ

といったものがあります。

主だったものを簡単に紹介すると

・アイアンガー　

インドのアイアンガー師によって編み出されたヨガのメソッド。正しい姿勢（アライメント）を重視し、補助道具（プロップス）を用いるのが特徴です。

・アシュタンガ（ヴィンヤサ）

アシュタンガとはサンスクリット語で「八つの枝」を意味します。アシュタンガ・ヴィンヤサヨガはシュリ・K・パタビジョイス師によって定められたメソッドです。最初から最後までポーズ（アーサナ）の順番と視線の位置まで定められており、呼吸と動作を調和させるヴィンヤサスタイルで進めていきます。

・シヴァナンダ

元々インドの医師であったスワミ・シヴァナンダ師によって定められたメソッドです。

ポーズの合間にリラクゼーションを入れる、レッスンの前後にマントラを唱えるなど、心と体のバランスや精神性を重視しているのが特徴です。

・クンダリーニ

クンダリーニとはサンスクリット語で「とぐろを巻くもの」という意味。チャクラ（身体にある７つのエネルギーセンター）に集中し、アーサナや瞑想などによって、クンダリーニを昇華させることを目標にするもの。火の呼吸や独自のポーズが特徴的です。

・ホットヨガ

インドのビクラム・チョードリー氏が来日した際に、日本の冬が寒いため、ヨガのクラスの際、部屋を暖めてインドの気候を再現したことが起源（ビクラム・ヨガ）です。

・リストラティブ

 アイアンガーヨガをベースに、考案されたリラックス・回復することを目的としたスタイル。プロップス（補助道具）を用いて身体をサポートし、質の高いリラックス状態を作っていきます。

・カルマ（業、行動）

カルマヨガとは日常のすべての行動が修行であると説き、心の浄化をはかるため、無私の心で行動する、奉仕することを通して、エゴを昇華させていくことを目的としています。

・バクティ（献身、帰依）

 マントラを唱えたり、音楽とともにマントラを唱えるキルタンなどの実践を通して、自分の感情を無条件の愛や献身へと向かうように変えていくことを目的としています。

以上、ざっと簡単にご紹介しましたが、いずれのヨガも学んでいけばいくほど奥が深いものです。

ヨガの考え方として共通しているのは簡単に言うと

「体と心のバランスをとる」

「他人と比較しない」

「あるがままを受け入れる」

「エゴに執着しない」

といったことです。そのアプローチ方法として、さまざまな呼吸法やアーサナ（ポーズ）、またマントラなどがあります。

ヨガは人によっては、

「ストレッチやエクササイズ」という人もいれば

「哲学や生き方」という人もいたり、

「リラックス法」という人もいるかと思いますが、そのどれも間違っておらず、とらえ方は一人ひとりそれぞれ違って良いのだと思います。

これからも自分にあった「ヨガ」との付き合い方で無理せず、続けていきたいですね。

まだ「ヨガ」をやられたことのない方は、自分に一番合うと思ったアプローチでトライしてみてはいかがですか？男性にもぜひおすすめです。

ではでは。

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